世界剣道選手権大会とは




剣道ってオリンピックないの?

っとよく質問されます。

はい!オリンピックはまだありません。

剣道をオリンピック競技にするかしないかは、剣道家の中でも賛否両論あるところです。

しかし3年に1度、剣道世界選手権大会が行われております。

世間的に言えば、剣道世界選手権大会が剣道のオリンピックと言えるでしょう。

ここでは剣道世界選手権大会についてみなさんに説明いたします。

歴史

剣道世界大会は1970年に第一回目が開催され、開催当時は17の国と地域のみの参加でした。開催当時は男子の部しかありませんでした。女子の部ができたのは 1997年になってからのことです。

2018年韓国で開かれた第17回大会では、

56の国と地域が参加し

男子団体優勝:日本 準優勝:韓国 3位:台湾、アメリカ

女子団体優勝:日本 準優勝:韓国 3位:オーストラリア、カナダ

という結果になっています。

第17回大会の様子がわかる動画をいくつか載せておくので是非ご覧ください。

【解説付き】第17回 世界剣道選手権〈男子団体4〉 日本vs中国【CSテレ朝未放送版】 1
#04【男子団体戦】決勝【韓国×日本】第17回世界剣道選手権大会【17WKC Men's final・ Korea×Japan】

ちなみに第一回目は

優勝:日本

準優勝:中華民国

三位:ブラジル・沖縄

っとなっており、戦前から剣道が伝わっていた場所が上位に食い込んでいます。

過去の記録

過去17回開かれた大会の中で、男子チームが優勝を逃したのは過去1回だけ、女子チームは現在 7連覇中!女王の座を守り続けています。

男子が1回だけ逃した大会では、韓国が優勝しています。(ただし男子チームは準決勝でアメリカに負けてしまったため韓国チームに直接負けたことはない。)

同じく個人戦でも男女とも王座を守り続けています。

日本以外に強い国

日本は剣道発祥国であると同時に、世界の剣道のお手本となるべき存在として、圧倒的な強さを誇っていますが、近年は海外でも剣道が盛んになってきており、日本の王座を危ぶませる国も出てきています。

1 韓国

日本以外でただ1度優勝経験のある国です。優れたパワー、スピードが特徴の剣道です。韓国で剣道世界選手権代表選手は、オリンピック選手と同じ扱いになるそうです。前回大会でも男子団体はかなりギリギリの戦いをしていました。(上にある動画をごらんください。)

2 アメリカ・カナダ

日系移民が多く住み、高段位の指導者が住んでいることもあり、強い人が多いです。過去に日本を直接倒したことがあるのはアメリカの男子チームです。

3 ヨーロッパ各国

特にフランスが強いです。ヨーロッパでは3年に2度ヨーロッパ剣道選手権大会が行われており、過去28回行われた大会のうちフランスは22回優勝しています。またフランスでは範士八段の日本人の先生が長年コーチをしており、剣風も日本に近いものがあります。

4 台湾

戦前は日本の統治下にあった影響もあり、剣道の道場が外国の中では比較的多くあります。日本人剣道家もたくさん住んでいます。

日本代表にとっての世界選手権

海外の方にとって世界剣道選手権は憧れの場であり、日本のトップと試合ができる貴重な場でもあります。

世界の剣士にとって、日本の剣道は憧れであり、良き目標であります。日本選手は試合で勝つことはもちろんですが、模範となるような立ち振る舞い、試合が求められます。なので世界選手権の代表候補になると、日本人選手は何週間にもおよぶ合宿の中で厳しい練習のほかに、試合での立ち振る舞いを一から見直しているそうです。

世界の剣士の模範となる・・これ優勝以外にが日本代表に課せられたもう一つのミッションです。

まとめ

剣道世界選手権は日本代表にとってかなりプレッシャーのかかる大会であり、各国が打倒日本を目指して3年間稽古に励んだ成果の発表の場でもあります。

今後日本が王者を守り続けられるのか?新しい国が王者になるのかは、試合になってみたいとわかりません。

第18回世界剣道選手権大会はフランスで行われるそうです。

ヨーロッパ王者のフランスの活躍が楽しみですね!