剣道の夏の風物詩 玉竜旗剣道大会とは




日本の高校剣士たちが憧れる舞台があります。

インターハイ

国体

そして玉竜旗です!

正式名称は玉竜旗全国高校剣道大会といいます。

この舞台で活躍することはある意味でインターハイよりも目立つので

玉竜旗で優勝することは全国の高校生剣士の一つです。

開催日・開催場所

毎年7月の下旬に、福岡のマリンメッセで行われています。

2018年は女子7月24日~26日まで

男子は7月27日~29日までの日程で行われました。

2019年の日程はまだ出ていません。

ちなみに選手以外で入場する場合はチケットを買う必要があります。

2018年は当日券で1200円、前売り券で1000円でした。

ローソンチケットやチケットぴあで買うことができます。

高校生以下は無料ですので、高校剣道を勉強したい中学生、小学生のみなさんは是非足を運んでみてくださいね。

見どころ1 完全オープン大会

高校生の晴れの舞台といえばインターハイ(全国高校総体)が頭に浮かぶと思いますが、

この玉竜旗は完全オープン大会なので、申し込めばどんな高校でも出られます。

インターハイは各県1校しか出られないですが、玉竜旗はオープンなので、インターハイは逃してしまったけど、強い高校がうじゃうじゃ出てきます。九州なんかは強い高校がたくさんあって、県で1位になるほうが全国大会で勝つより難しいので、インターハイは逃してしまったけど玉竜旗は!!っという高校にはかなりチャンスの大会です。毎年インターハイに負けない名試合、熱戦が繰り広げられている大会なのです。

ちなみに2018年の出場校は男女合計で900チーム以上の参加になりました。

男子は大体400~500校

女子は大体300~350校と言ったところででょうか。

とにかく高校生の大会規模としては日本一(多分世界一)の大会です!

(一つの会場でウォーミングアップする人数が世界一多いとギネス認定されてます。)

みどころ2 勝ち抜き戦

玉竜旗の醍醐味はなんといっても勝ち抜き戦にあります!そう勝ち抜き戦!

剣道は普通団体戦の場合、5対5で、先鋒から大将まで各々のポジション同士が試合をするのですが、玉竜旗の場合は勝ったら次のポジションの人と試合をしていくというルールになっています。

5人抜きして、1試合目は先鋒しか試合をしなかった、ベスト8に上がるまで大将が試合に出てこなかった・・大将が5人抜いてひっくり返したなんてことがよくあります。

大将がひっくり返して優勝したことで有名な試合は、2013年玉竜旗で大将からの11人抜きを果たした梅ケ谷翔選手です!

梅ケ谷選手は高校卒業後に中央大学に入学、現在は富士ゼロックス所属です。

当時福大大濠高校で大将を務めていた梅ケ谷選手は、自分の前(先鋒から副将まで3回戦連続)が負けてきたのを全部ひっくり返して見事にチームを優勝させちゃったというすごい伝説・・。

筆者も玉竜旗に出たことがありますからわかりますけど、勝ち抜くのは本当に大変なことなんですな・・。(筆者は3人目でダウンしました。)

しかも玉龍旗で勝ち上がってくるのは本当に全国の強豪校ばかり・・

準決勝、決勝とも一人で全部勝っちゃったってやっぱりすごすぎます。

みどころ3 歴史に残る名試合と選手

さきほどの梅ケ谷選手もそうですが、玉龍旗には剣道会の歴史に残る名試合がたくさん生まれ、ここで活躍した選手は全日本剣道選手権に出たり、剣道世界選手権代表に選ばれたりなどしています。

ここで活躍して全日本優勝果たしたのは

・内村良一選手(当時は熊本の九州学院大将)

・勝見陽介選手(当時は岡山県倉敷高校大将)

・竹ノ内裕也選手(当時は福大大濠大将)

またこの三人はいずれも世界選手権代表にも選ばれています。

竹ノ内選手は43年ぶりに全日本剣道選手権大会で学生優勝を果たした伝説の持ち主でもあります。

ここで注目された選手は次世代の剣道を担うということなんでしょうね。

ちなみに2018年の玉龍旗の女子の部では中村学園女子が3連覇を果たし、大将の妹尾さんの強さが圧倒的して注目されました。

妹尾さんは2018年、韓国で開かれた世界選手権代表にも選ばれ、個人戦で見事3位に入っていました!超スーパー高校生です。

Youtubeでミライモンスター妹尾と検索すれば絶対に出てきますから!気になる方はチェック!

まとめ

玉龍旗は完全なオープン全国大会であり、世界一大きい高校生の剣道大会であり、高校剣道の伝説が生まれる場所だということはおわかりいただけたでしょうか?

夏はみなさん甲子園に注目するでしょうが、玉龍旗でも甲子園に負けない熱戦が繰り広げられ、伝説が生まれています。甲子園に涙する人なら玉龍旗にも涙できるはず!今年からあなたも玉龍旗を見に行こう!